2021/3/7
クリア塗装とは
木材の色味をあまり変えないままのコーティング
あまり変えないとはいえ、水で濡らした「濡れ色」になり、表面にコーティングがかかる状態
傷や汚れ、水滴にも強くなる。
市販されている材料は、
・水性クリア塗装
・ウレタンクリアスプレー
・ラッカークリアスプレー
・ワックスタイプのクリア塗料 → ブライワックス や ワトコオイル や オスモカラー など
材料ごとのちがい
塗装屋さんいわく、
変わらないよ。揮発する材料が水なのか、ウレタンやラッカーなどの油性の材料なのかの違いで、揮発しちゃうから乾いたら一緒。
塗装屋のおっちゃん
とのこと。
いやでも!塗り方とか塗りやすさとか変わってくるから仕上がりも変わってくるんじゃなかろうか!
多分、プロからしたら「俺の腕ならみんないっしょ」的な意味でしょ。
BRIWAX(ブライワックス)と水性クリアと油性クリア
比較的匂いの少ないブライワックスと水性クリアと油性クリア(ウレタン・ラッカー)を比べてみました
におい | 塗りやすさ | 仕上がり | 傷やよごれ | 耐久性 | 価格 | |
ブライワックス | △灯油臭 シンナーほど臭くない | ○ウエスで1回塗り込み | ○コーティングされてる感じ | ○薄い塗膜がはられる | △そこそこ | △ちょっと割高 |
水性クリア | ○ほぼ気になるニオイなし | △養生と刷毛で2.3回塗り | △シロートはムラ出やすい | ○塗るほどコーティングされる | ○塗れば塗るほど強くなる | ○安い |
ウレタンクリア ラッカークリア | ✕めちゃくちゃシンナー臭 | ✕がっちり養生とスプレーの慣れが必要。2.3回塗り。 | ◎うまく行けば一番キレイ。プロ仕様 | ◎しっかりコーティング | ◎つよし | △スプレーだからちょっと割高 |
ウレタンとラッカーはニオイがきつすぎるのと、慣れてないときれいに塗るのは難しいのでプロ仕様って感じですね。
スプレーはうまくできた試しがないので、不器用は水性とブライワックスに自動的に絞られてしまう。
1回塗りの仕上がりのちがい
右の水性クリアの方がザラついているのわかります?
両方共紙やすりで下地処理をして、表面毛羽立たせてから塗っています。
液状の水性クリアは染み込んでしまっているのに対して、ペースト状のブライワックスは1回である程度の塗膜ができています。
こいつは楽だ!ってことでブライワックスを採用してます。臭いけどね。
ブライワックスのメリット・デメリット
メリット
- 一回塗ればけっこう仕上がる
- 塗りやすい
- 道具で仕上がりが左右されない
デメリット
- 灯油臭 屋外でやれば問題なし。室内はきついかも。「晩ごはん食べられないじゃない!」って言われます。
- 塗れても2回までが限界だから、それ以上仕上げることができない
- ちょっとだけ高い
- ブライワックスのついた布は水につけておかないと発火する危険性があるか注意!
塗りやすさは正義!ってことですね。
水性クリアのメリット・デメリット
メリット
- 塗り重ねがいくらでもできる つまりいくらでもコーティングできる。
- ニオイが少ない あまり不快なニオイがしないので、窓開け放った室内でも大丈夫。晩ごはんも食べられます。
デメリット
- 養生が必要 液状で刷毛で塗るため、はみ出しや液だれが発生しやすいのでブルーシートとかマスキングテープで塗る前に養生しとかないと、あとで塗料ひっくり返して床がテッカテカになります
- 技術や道具による仕上がりの違いが出やすい とくに刷毛。やすい刷毛は毛が抜けやすいので、抜けた毛がそのまま固まって永久保存されることになります。あとまっすぐ塗らないと刷毛目が出るしね。スポンジ状の道具を使っても同じ。まっすぐ塗るのが肝心。
ブライワックスよりもちょっと手間と技術がいるけど、プロはこっちを使います。
高いクオリティ求めるならこっち。
結論。下手くそはブライワックス
誰が塗っても、まあまあ仕上がるブライワックス
コツはたっぷり使うことです。ケチったらムラになるよ
子供と一緒に楽しく塗れるのもブライワックスかな。ペーストだからこぼれることもないしね。
塗りやすさは正義!
布捨てるときだけ絶対水に浸してね!
おわりに
2本めです。
思いついたときにネタストックしとかないといいペースで書くのは難しい。
あとは話の流れのテンプレがmanablogさんが動画出してたからあとで勉強
おもしろく書くとはなんと難しいことか
いまは書き進めるだけで精一杯だよ。
でもブライワックスは楽しいですよ。
みるみる表情が変わっていくのがテンション上がります。
お試しください!
体験と実感だけがあなたの正解です✨
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