【玄関オートロック徹底比較】セサミ4とLIXIL電気錠カザスプラス

こんな人におすすめの記事

  • 毎日、玄関の締め忘れが心配
  • スマートロックが本当に安全なのか知りたい
  • 新築・リフォームを検討中

電気錠って高いんじゃない?

結論、大勢の人におすすめできるのはスマートロックだけど、電気錠は高い分安全性が高いんだよ。

スマートロックと電気錠の両方を取り付け・使用した僕がそれぞれの代表格「セサミ4」と「LIXILカザスプラス」のメリット・デメリットを徹底的に比較していきます。

この記事を書いた人

  • リフォームブログ「リノベ学入門」 管理人 もじ
  • 現役リフォーム営業設計
  • 住宅リフォーム業界13年目

もじといいます。住宅リフォーム業界13年目の営業設計です。

これまでの住宅リフォーム工事の中で、玄関ドアオートロックシステムの代表的な商品である「LIXILカザスプラス」を施工し、スマートロック「セサミ4」を自宅で使っている僕がどちらがより優れているのか、コスパ最強なのはどっちか徹底的に比較していきます。

この記事を通して、あなたの「スマートで安全な理想の暮らし」を実現するお手伝いをします!

目次

【結論】コスパ重視なら「セサミ4」安全性重視なら「カザスプラス」

いろいろな商品がある中でも代表格の2製品を比較します。

商品名をクリックで公式サイトへ!

スマートロックセサミ4

電気錠はLIXILカザスプラスです。

カザスプラスはLIXIL玄関ドアのオプションなので、玄関ドア本体と工事費用がかかります。

1日で玄関ドアだけ交換できる玄関ドア「リシェント」だと工事費用も安く抑えられます。

セサミ4・カザスプラス 比較一覧表

セサミ4
(スマートロック)
カザスプラス
(電気錠)
オートロックアプリで3秒~1時間の間で設定可能スイッチでオンオフ切替 即施錠
スマホ連携専用アプリでスムーズに連携スマホ連携なし
不具合リスク両面テープが剥がれる事がある鍵置き忘れアラームまで完璧
手ぶら解錠Wi-Fiモジュール(別売)があれば動作良好タッチ動作が必要
外から施錠確認Wi-Fiモジュール(別売)があれば可能不可能
メンテナンス年1回ほどスマホに電池切れ通知あり年1回ほど電池切れお知らせアラームあり
導入コスト相場7,000円から250,000円から(玄関工事含む)
セサミ4・カザスプラス比較一覧表

導入コストは圧倒的にセサミ4が安いので大勢の人にオススメできますが、たまに本体が剥がれて落ちるというリスクもあります。

カザスプラスが最適な人はリフォーム計画中、スマホが苦手、値段より安全性重視のタイプです。

締め忘れ防止にはセサミ+Wi-Fiモジュールが1番なんだね!

家の中にWi-Fiが飛んでればそれが最高だね。

後付スマートロック「セサミ4」のメリット・デメリット

セサミ4 取り付け位置を確認中
セサミ4の特徴
  • スマホとはBluetoothで接続
  • 外出先からの遠隔操作には、家にWi-FiとWi-Fiモジュール(別売)が必要
  • Wi-Fiモジュールがあると手ぶら解錠の動作がスムーズになる
  • Amazon アレクサよりもiPhoneとの相性が◎
メリット
デメリット
  • とにかく安い!1台7,000円~
  • オートロック・手ぶら解錠対応
  • 外出先から施錠できる(別売品購入あり)
  • スマホアプリから詳細な設定ができる
  • 対応できない鍵にも3Dプリンタでなんとかしてくれる
  • サポートが恐ろしく迅速で良心的
  • 両面テープが剥がれて本体落下のリスク
  • スマホがないと使えない
  • 別売のWi-Fiモジュールがないと外出先から操作できない
  • 本体1台で鍵1つしか操作できない
  • たまに対応できない形状の鍵がある
  • 電池交換が年1回程度

他社のスマートロックでSwitchBotっていうのだと指紋で開けられるんだって!

SwitchBotの製品使ってるけど急に動かなくなるんだよね。鍵だと致命的だから候補から外したよ。

LIXIL電気錠「カザスプラス」のメリット・デメリット

出典:LIXIL
カザスプラスの特徴
  • 専用カードやスマホ(おサイフケータイ)をかざすと施錠・解錠
  • LIXIL玄関ドアのオプションなので、玄関ドア本体と工事費用がかかる
  • 1日で玄関ドアのみ交換できる玄関ドア「リシェント」なら工事費用を抑えられる
  • YKKAPにも同様の商品がある
メリット
デメリット
  • オートロック対応
  • 故障リスクが少ない
  • ドア一体型で安全性が高い
  • 2つの鍵を同時に施錠できる
  • 鍵の室内置き忘れアラームあり
  • 電池切れアラームあり
  • 高額 20万円~
  • 手ぶら解錠 非対応
  • オートロックまでの時間設定 不可

とにかく高いね…!デメリットは少ないけど。

高いけどそれだけ安全なんだ。やっぱりドア一体型だと動きがスムーズだし安全性も高いよ。

番外編:LIXIL新世代電気錠「FamiLock」はオススメできない

出典:LIXIL

FamiLockはセサミ4とカザスプラスが中途半端に合わさったような商品です。

具体的な特徴は以下のとおりです。

FamiLockの特徴
  • カザスプラスよりも更に高額
  • スマホとカードキー以外にタグキーやリモコンキーも選べる
  • スマホや各種キーを持っていればボタンを押すだけで操作できる
  • セサミ4と同じくBluetoothでスマホから操作可能
  • セサミ4と違って、どうやっても外出先からの操作は不可能

カザスプラスより高額なのに外出先からの操作が不可能というデメリットが大きすぎます。

高いのにどっちつかずの機能しかないのでオススメできません

【まとめ】コスパ重視でスマホが使えるなら「セサミ4」コスパより安全性重視なら「カザスプラス」

最後に改めてセサミ4とカザスプラスの比較一覧表と、セサミ4とカザスプラスのどちらがあなたに最適なのか特徴を明確にしていきます!

セサミ4・カザスプラス 比較一覧表

セサミ4
(スマートロック)
カザスプラス
(電気錠)
オートロックアプリで3秒~1時間の間で設定可能スイッチでオンオフ切替 即施錠
スマホ連携専用アプリでスムーズに連携スマホ連携なし
不具合リスク両面テープが剥がれる事がある鍵置き忘れアラームまで完璧
手ぶら解錠Wi-Fiモジュール(別売)があれば動作良好タッチ動作が必要
外から施錠確認Wi-Fiモジュール(別売)があれば可能不可能
メンテナンス年1回ほどスマホに電池切れ通知あり年1回ほど電池切れお知らせアラームあり
導入コスト相場7,000円から250,000円から(玄関工事含む)
セサミ4・カザスプラス比較一覧表

セサミ4まとめ・こんな人にオススメ

セサミ4の最大の特徴は導入までの費用が安いこと。スマホが問題なく使える人で、たまに本体が落ちてしまうリスクを許容できれば大勢の人にオススメできる商品です。
別売品のWi-Fiモジュールを購入すれば、外出先からの施錠・解錠や施錠の確認も可能です。

賃貸に住んでいる人や、気軽にオートロックを試してみたいという人には特にオススメです。

カザスプラスまとめ・こんな人にオススメ

カザスプラスは単体の商品ではなく、LIXILの玄関ドアのオプション品です。
そのため玄関ドア本体代金と工事費用が別にかかりトータルで高額になります。スマホとの連動もできないので外出先からの操作は不可能ですが、玄関ドア一体型のため安全性や耐久性は問題ありません

リフォームや新築を検討中の人やスマホが苦手な方、金額よりも安全性を重視する方にオススメします!

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