- リノベーションを考えている
- インテリアが大好き!
- 良心的で腕のいいリノベ会社の特徴を知りたい
- リノベ会社との交渉力・リノベの知識を身につけたい
リノベーションとリフォームの違いについて、工期や費用構造の違いなどもう1歩深く踏み込んでご説明します✨
後半で「いいリノベ会社の傾向」も解説!
現役リノベ監督が感じるリノベーションとリフォームの違い
一般的な違いに加えて、僕が感じる違いについても追記していきます。
リノベーション | リフォーム | |
概要 | 間取り変更・悪いところを治しつつより良い状態にする | 現状復旧・悪いところを元に戻す |
費用 | リフォームよりも高額になる事が多い | リノベよりも低予算で済むことが多い |
費用構造 | 設計費・現場管理費が上乗せされる フルリフォームの場合、仮住まい・引っ越し費用も別途かかる | 原状回復程度なら設計費がほぼかからない 現場管理費もリノベほどかからない 住みながらだと施主側で家具を移動する手間がかかる |
工期 | 数ヶ月〜半年程度 | 数日〜数週間程度 |
設計期間 | 2ヶ月〜 | 無し〜数週間 |
仕上レベル | リフォームに比べきれいに仕上がることが多い 新築レベルの仕上がりが求められる | それなりの仕上がりの事が多い |
工期は3LDK以下の部屋を想定してます
内容によって工期はぜんぜん変わってきますのでご参考までに!
費用上の大きな違いは「設計が必要かどうか」
リノベーションは間取り変更を行うため、設計が必須になり設計費がかかります。
設計費は会社によって違いがありますが、工事費の8〜18%程度と考えれば大丈夫です。
- 使いやすさ・デザインを総合的にまとめてもらうため
- スイッチ・コンセント・照明の位置を決めてもらうため
- 既製品がうまく入るように壁の寸法を決めてもらうため
- 安全面、構造面で無理のないように作ってもらうため
リノベーションが得意な会社は仕上レベルが高い
リノベーションは「新築と同レベル」の仕上げを求められるため、リフォームをしても仕上がりがきれいなことが多いです。
具体的には「腕のいい職人を揃えていることが多い」ということ。
- 仕事がきれいで抜け漏れがない
- 図面をよく読んで、次の職人が作りやすいように意識できる
- 毎日1回以上は清掃をする
- 仕事上のコミュニケーションが普通にできる
これってみんなできてる事じゃないの?
意外にそうでもない。会社にいろんな人がいるのと同じだよ。
腕のいい職人さんを「揃える」のは相当大変だと思う。
あくまでもリノベを得意とする会社の方が求められるレベルが高い分、仕上がりがきれいな場合が多いという1つの指標に過ぎません。
仕上がりがきれいなリフォーム会社もたくさんあります。
自分の付き合う会社さんをよく見極めましょう。
腕がよくて良心的なリノベ会社の傾向
ホームページがきれいで見やすい
ホームページに力を入れている会社は、一般消費者に向けて仕事をしています。
また「ネットからの集客が有効」と考える経営者は、大勢の目に見られていることを意識しているので、あまり無茶なことはしません。
ホームページに実例写真が多い
実例が多いということは、経験豊富ということです。
経験が多いと効率的に良いものをつくるノウハウが溜まっています。
リノベではノウハウと経験値がモノをいいます!
今までたくさん失敗してきたんだね。
ウン……
社員数が10〜50名程度
社員数が10〜50名程度の中規模の会社は、消費者にとってコスパがいい会社です。
- マニュアルは必要最低限で設計の自由度が高い
- ある程度の実績があり、ノウハウが溜まっている
- 消費者にとって余計な経費が乗らない
- 適度に余裕があり、無理な工事をしない
逆に言えば、大規模・小規模の会社は下記のようなデメリットがあります。
中規模の会社はみんなにちょうどいいってことだね!
そうだね〜
リスクとコストが比較的少ないから、多くの人にちょうどいい選択だね
まとめ
- リノベは間取り変更。リフォームは原状回復。
- 設計が入ると設計期間・設計費が必要なので、リフォームよりも高額・長期になる
- リフォームよりもリノベーションが得意な会社のほうが、仕上げがきれい
- 腕が良くて良心的なリノベ会社の特徴は、HPがきれい・HPに実例たくさん・社員数が10〜50人くらい
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