スイッチ・コンセントプレートには隠されたカッコいいプレートがあります
しかも安いプレートと同じ値段で、設計変更・自分で交換もカンタン♪
- 照明のLED交換を考えている人
- 将来、家の購入やリフォーム・リノベーションを考えている人
- 家づくり、リノベで失敗したくない人
見た目がいいのに、なぜか超マイナーな「スクエアプレート」
日本のスイッチ・コンセントは、Panasonicが圧倒的なシェアを誇っています
その中で1番スタンダードで全国で最も使用されているスイッチ・コンセントが「コスモシリーズワイド21 ラウンドプレート」
画像中央にでかでかと載っている丸っこいフォルムのスイッチです
比較的新しい建物では必ず目にしているのではないでしょうか
今回紹介するのは、画像右側にちいさーく1個だけ載っている「スクエアプレート」
写真ちいさすぎるだろ笑
実はこのスクエアプレート
見た目がよくて値段も変わらないのに、なぜかPanasonicから推されていないかわいそうなやつなんです
カタログの扱いがこんな感じだから、なんとなく「ラウンドプレート」を選んじゃっている人多数
設計者になにも言わなければ自動的に「ラウンドプレート」になるんじゃないでしょうか
よく見る「ラウンド」よりもシャープな見た目で同値段の「スクエア」プレートが圧倒的オススメ
実は値段がおなじ!メジャーな「ラウンド」とマイナーな「スクエア」
値段はまったく同じ120円です
ちなみにスイッチの部品は全部で465円(税抜)が希望小売価格です
ラウンドとスクエアはサイズも同じです
(ラウンド・スクエアおなじ)
縦120ミリ×横70ミリ×厚さ8.8ミリ
思った以上に空間の雰囲気を左右するスイッチプレート
ラウンドプレートとスクエアプレートを付け替えて、写真を撮ってみました
スクエアの方が見た目がシャープなので雰囲気キリッと締まる感じがします^^
「スクエア」に形が近い「高級プレート」紹介
ジンボ NK SERIE
スイッチ・コンセント共通
一番好きなスイッチ。できれば全部これにしたい…!
しかし、値段はPanasonicコスモシリーズの5倍以上!(希望小売価格)
高いプレートはアクセントクロスやタイル張りなどのアクセントとなる壁やお客さんがよく使う場所に設置するのが定石です
コスモシリーズからの交換は、スイッチ本体の配線つなぎ替えが必要なため電気工事士の資格を持った人の工事が必要になるよ
LED照明交換など、電気屋さんを呼ぶ予定がある人は一考の価値アリ!
Panasonic ラフィーネアシリーズ
Panasonic製品で、ラウンドやスクエアプレートと中身は同じで表面に見える部分だけがラフィーネアプレートに変わります
値段はPanasonicコスモシリーズの2.7倍(希望小売価格)
コスモシリーズからのプレート交換は電気工事士の工事は不要です
あとで紹介するけど、自分でもドライバー1本で1分で交換できるよ!
コスモシリーズからの交換はラフィーネアがコスパ最高です♪
ジンボNKだと高すぎたり、Panasonicの調光スイッチやセンサースイッチとの組み合わせが悪くて、ジンボNKが使えないときにラフィーネアが選ばれているよ
Panasonic アドバンスシリーズ
アドバンスシリーズはタッチセンサースイッチや、スマホとのBluetooth連携ができる先進的なシリーズです
そのためPanasonic製品ですが、コスモシリーズとは中身まで別物
スイッチの値段自体はコスモシリーズの約2倍以下とそこまで高くはないですが、アドバンス特有のBluetooth連携などの特殊なスイッチを使用したりすると複雑な配線が必要だから工事費が高くなりがちです
また、コスモシリーズからの交換は丸ごと交換になるので電気工事士による工事が必要です
スマホで照明操作をしたいならアドバンスシリーズは一考の価値あり
だけど工事の難易度や工事金額は高額になる可能性が高い
個人的にはアレクサかグーグルホームをベースに考えたほうがお得で将来的にも使いやすくなると思います^^;
アレクサとグーグルホームはアップデートされるのが強みだね!
重要な注意点:調光スイッチと照明器具は基本同じメーカーにすること
手元で明るさを調整することができる調光スイッチですが、基本的には「同じメーカーの調光対応の照明器具」にしないとチラツキなどの不具合が起きる可能性があります
問題ない組み合わせもあるかもしれませんが、どちらのメーカーも保証対象外になるので自己責任になります!
「スクエア」のデメリットは、強いて言うなら「若干ホコリがたまる」
スクエアプレートはラウンドと比べて、上端が平べったくなっているため若干ホコリがたまりやすくなっています
スクエアは強いて言うなら「ホコリがたまりやすい」
正直、デメリットはパッと出なかったので絞り出しました。笑
プレートだけなら誰でもドライバーだけで交換できる
プレートの交換だけなら「電気工事」には該当しないので、誰でもできます
DIYの範囲内です^^
プレートの交換方法と「電気工事士」という資格を持っていないとできない作業についてカンタンに説明します
プレートの交換だけなら「電気工事」には該当しないので、誰でもできる
パナソニック「ラウンドプレート」から「スクエアプレート」への交換方法
自分でやってはいけない電気工事の種類
すごくざっくりですが、下記に該当すると電気工事になり「電気工事士」の資格が必要になります
「火災・漏電につながる可能性がある作業」に資格が必要
- 電気の流れる器具に配線をつなげる・はずす作業
- 電気の流れる配線を床下・壁内・天井裏など隠れる場所に配線する作業
- 電気の流れる配線を柱などに固定・取り外しする作業
今回の記事でいうと
無資格でOK
ラウンドプレート
↓
スクエア・ラフィーネアプレートへの交換
電気工事士資格が必要
ラウンドプレート
↓
ジンボNK・アドバンスシリーズへの交換
ということになります
プレートの交換はDIYの範囲だけど、電気の流れる器具の交換は「電気工事」になるってことだね
電気業者へ工事を考えているなら、一緒にプレート交換を頼むと安く済む
電気業者に工事をお願いする予定のある方は、一緒にプレートの交換を頼むと工事費用が抑えられる可能性があります
職人の労務費というのは「人工(にんく)」という単位で数えられます
「1人工」は職人1人が1日動くと発生する金額ですが、注意すべき点があります
職人が半日働いたとしても0.5人工として半額にはならず、1人工として請求が発生するケースがある
半日仕事と言っても実際は移動や道具の搬出入に時間がかかっており、2件目の仕事に行ったとしてもほぼ1日が終わってしまうという実情があるからです
特に1日2日などの短期の仕事では、このような請求の仕方になる可能性が高いです
つまり
ちょうど丸1日かかりそうな仕事量にしてあげることで、発注者と職人がWin-Winになる
電気業者へ工事を頼む予定がある場合は、プレート交換などカンタンな工事を付け加えて丸1日分の仕事量に調整しましょう
ただし当日にいきなり仕事を追加するのはNG!
マナーとして、かならず事前に仕事内容を伝えておきましょう
まとめ
- 基本のスイッチ・コンセントは「スクエアプレートで!」と要望を伝えよう
- 目立つ場所・お客様がよく見る場所は「ジンボNKやラフィーネアプレート」にすると低価格で高級感アップ!
- プレートの交換だけならドライバーで1分あればできる
- 電線の接続・固定の作業は「電気工事士」の資格が必要
スイッチ・コンセントの形は、意外に空間の雰囲気に影響します
かならず設計者に「基本全部スクエアプレートで!」と伝えよう!
コメント